インプラント

 

インプラント治療

歯を失ってしまうと、うまく噛めなかったり、発音が悪くなったり、歯並びがどんどん悪くなっていく、などの問題がおきてきます。

これまでは、金属のバネをひっかけて使用する部分入れ歯や、歯を失った部分の両隣の歯を大きく削って被せるブリッジなどが行われてきました。

これに対し、第三の治療方法として多く行われるようになってきた治療方法が「インプラント治療」です。

インプラントとは

インプラントとは、何らかの理由で失われてしまった歯の代わりに、あごの骨に人工歯根を植え込み、そこに人工歯を取り付ける治療法です。

ブリッジのように隣接する健康な歯を削る必要がなく、部分入れ歯のようなわずらわしさがありません。

今まであった自身の歯と変わらない状態に戻す合理的な治療法だと言えます。

インプラントのメリット

  • 他の健康な歯を削ったり痛めたりすることなく噛み合わせを回復できる
  • 他の歯の負担を増やすことなく、その分、歯の寿命を延ばすことにつなげられる
  • 天然歯に近い感覚で噛むことができる
  • 歯を失った部分の骨を保存することができる

当院のインプラント治療

患者様がインプラントを希望されていても、必ずしもインプラントが最適だというわけではありません。患者様の健康に最も適した治療を行うことが大切で、さらにその方のライフステージや、経済的な部分も総合的に判断して、適切な治療方法を選択することが必要となります。インプラントはあくまで複数ある治療の選択肢の一つなのです。

当院では、患者様が、しっかりと納得して受けられる治療方法の中で、なおかつ医療として最善と考えられる治療を歯科医師がご提案させていただきます。 

また、インプラント治療は、インプラントを埋入して終わりといったものではありません。治療後の定期メインテナンスはもちろんのこと、10年後、20年後といった、長期的にわたり機能させていくことが目標となります。

大まかな治療の流れ

【1】カウンセリング

治療内容、期間、費用などについて、丁寧にご説明いたします。

【2】精密な診査・診断

精密検査を行います。インプラント治療の成功には、現在のお口の中の環境も重要となるため、虫歯や歯周病などの状態も精密に検査いたします。また、虫歯や歯周病だけでなく、噛み合わせやあごの骨の状態に問題がある場合は、それらの治療を優先し、治療終了後にインプラント治療を始めることになります。

【3】治療計画の説明

インプラントを埋め込む本数、骨の硬さ、位置などの条件により、治療方法も変わってきます。精密な診査・診断に基づき、綿密な治療計画を立て、治療の流れやリスク、メンテナンスなどについて詳しくご説明いたします。

【4】インプラント埋入

インプラント埋入本数により異なりますが、埋入手術は30~60分程度です。

【5】インプラント定着のための期間

インプラントと骨がしっかり結合するためには、上あごの場合4~6か月、下あごの場合2~3か月程度の期間が必要となりす。

【6】人工歯装着

あごの骨としっかり結合したインプラントに支台装置を装着して、人工歯を製作します。人工歯かんせいまでは仮歯を使用します。

【7】術後の経過観察

仮歯の状態で経過観察をします。かみ合わせや使用感などをチェックして、必要に応じて細かな調整を行い、人工歯に移行します。

【8】メインテナンス

歯科医院で定期的にインプラントのメインテナンス・クリーニングを行います。

インプラントを長持ちさせるために、毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なチェックが大切です。また、定期的なチェックでは、インプラントや人工歯の状態、噛み合わせを確認し、問題があればすぐに対処できるようにします。

骨が足りないなどの難症例に対応

歯を失うと、あごの骨への刺激が少なくなるなどの要因によって、「あごの骨が薄くなってしまっており、他の歯医者さんでインプラントができないと言われてしまった」というケースも少なくありません。しかし、当院ではそのようなケースの治療にも対応しており、骨造成手術を行うことによってあごの骨の量を増やすことができます。

■サイナスリフト法
サイナスリフト法は、上あごの骨の高さが不足しているときに行う手術です。上顎洞という空洞に骨補填材を填入して、骨の高さを確保します。

■ソケットリフト法
ソケットリフト法は、上あごの骨の高さが不足しているときに行う手術です。インプラントを埋入する穴から骨補填材を填入して、骨の厚みを確保します。サイナスリフトと比較すると、体への負担が少なく、治療期間も短くできるメリットがあります。

■GBR法
GBR法は、骨幅が不足している場合に行う手術です。骨を増やす部分に補填材を入れて専用の膜で覆い、骨を誘導する方法です。